独紙ツァイトとのインタビューで、欧州中央銀行（ＥＣＢ）の政策委員会メンバー
　　　バイトマン・ドイツ連邦銀行総裁
は、これ以上の金融緩和は賢明ではないとの考えを示したと報じた。

　それによると、バイトマン氏は現時点での一段の金融緩和が
　　　賢明だとは思わない
と述べ技術的には、選択肢が尽きたということではないが、問題は何が賢明かということだ」と語った。　
　
　
　さらなる行動についての議論は、今回の危機の根本原因から視線をそらさせるとも主張した。
　

　欧州経済におけるインフレ期待は実際、非常に落ち着いているため、拡張的な金融政策は妥当だと付け加えた。

　
　
　なお、ＥＣＢは今月、政策金利を引き下げた。
　
　
　ＥＣＢのドラギ総裁は利下げ決定の理由として、ユーロ圏が長期にわたる低インフレに直面する可能性を挙げていた。
　
　また、利下げの時期について反対した政策委員もいたと関係者が明らかにしていた。
　
　
　
　　
ひとこと
　欧州経済圏における覇権を握っているとも言うべきドイツ経済の競争力を考えれば、金利を引き下げる必要はないのは明らかだ。

　
　
　
　　　　　　　　
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