2015/02/12 19:33
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BNPパリバ証券の 河野龍太郎チーフエコノミスト はアベノミクスでは、デフレから脱却することで、日本経済が自律的な回復軌道に乗るというシナリオを描 いていた。 2014年に実際に観測されたのは、円安によるインフレ上昇がもたらした景気減速だった。 15年は反対に、原油安によりインフレ低下が景気回復をもたらすと指摘した。 その上で、原油安により15年春にインフレ率はゼロ前後まで低下すると見られるが 原油安のメリット を円安が損 なうことを認識し始めた安倍政権は、2%物価目標達成時期の先送りを容認する姿勢を示している。 日銀自身も追加緩和は実行可能性の観点から困難と考えている。 政治圧力がない中、追加緩和の可能性はますます低下しているという。
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