2016/01/11 05:56
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アイルランドの製薬会社シャイアーは同業の米国の バクスアルタ を約320億ドル(約3兆7600億円)で買収。 シャイアーは現金を新たに加えて買収提示額を引き上げたことで、バクスアルタの合意を獲得、世界最大の希少疾病用医薬品メーカーが誕生することとなる。 シャイアーは今回の買収に伴い、年間で5億ドル超のコストを節減できると見込んでおり、一般会計原則(GAAP)に基づかないベースの利益には2017年からプラス寄与となる可能性が高いという。 両社の共同発表によると、バクスアルタ株1株につきシャイアーの米国預託証券(ADR)0.1482ADRと現金18ドルが支払われる。 なお、バクスアルタは昨年、シャイアーが示した全額株式交換による300億ドル相当の買収案を拒否していた。 この時の提案はバクスアルタを1株当たり45.23ドルと評価するものだった。 ただ、世界経済の後退にともない1月11日のロンドン市場で、シャイアーの株価は15カ月ぶりの安値に下げた。 今回の買収により、希少疾病薬市場でのシャイアーの地位が高まることとなる。 両社統合後の売上高は2020年までに200億ドルを上回ると予想されている。 市場調査会社エバリュエートファーマによれば、希少疾病薬市場は今後5年間で60%強成長し、1760億ドル規模となる見通し。 PR |
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