2013/01/29 05:23
|
ファニーメイ (連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)は、住宅価値が下がる中でもローン返済を続けていた一部の住宅ローン借り手に対し 物件を手放すことで債務を帳消し にすることを認める方針を明らかにした。 これは評価額がローンの額を下回っているアンダーウォーター(水面下)の状態から 国民が抜け出すのを支援 するもので、一方では、1900億ドル(約17兆円)の公的資金で救済された両社の損失は拡大することになる。 滞納歴がない上、病気や転職あるいはその他の理由で移転が必要な借り手は3月から 不動産評価額と住宅ローンの差額 を帳消しにする契約を申請する資格を得るという。 昨年11月には、延滞歴のない借り手は 「ショートセール」 として知られる、ローン残高よりも低い金額での住宅売却が認められ 住宅ローン債務の償却 が可能になった。 通常、ローンの貸し手は損失を取り戻すために借り手を追求することが可能であった。 米国の住宅価格は2006年にピークをつけて以降、その価値は約3分の1が失われた。昨年の中古住宅価格(中央値)は2010年からは約7%上昇した。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 ![]() 人気ブログランキングへ ひとこと 中古住宅市場の在庫数が大幅に減少しており、価格上昇傾向が見られることから市場の流動性確保の点から見れば、妥当な判断かもしれない。 景気回復の流れが強まれば、物件の価値の上昇も起こるため景気回復の支援となるだろう。 また、差し押さえ物件よりも住宅に愛着を持っているオーナーのため資産価値が高まっている可能性もあり、その点でも有効な手段だろう。 PR |
![]() |
忍者ブログ [PR] |
![](http://file.ninja.blog.shinobi.jp/s.gif)