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# スタンダードチャータード 約24年ぶりの大幅安
2012/08/08 05:31
 ロンドン株式市場で銀行大手
   スタンダードチャータード
が前日比16%安の1228.5ペンスと、少なくとも1988年以来約24年ぶりの大幅安となった。
 
 ニューヨーク州の金融当局から6日、イランの銀行との取引で米国の
   マネーロンダリング(資金洗浄)防止法
に違反したと指摘され売られた。
 
 市場のアナリストによればこの問題で55億ドル(約4300億円)の負担が生じる可能性があるという。
 
 ニューヨーク州金融サービス局は、同行が米国の経済制裁の対象であるイランの銀行と7年にわたり2500億ドル相当の取引を行い、何億ドルもの手数料収入を得たと指摘した。 
 
 同行はこの問題で同州での事業免許を失う恐れがある。
 なお、同行は7日、米当局が示した
   「論拠や事実関係を強く否定する」
と表明した。
 
 

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