2013/05/29 19:08
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経済協力開発機構(OECD)は家計需要の弱さで リセッション(景気後退)が長期化 する中、イタリアの成長率予想を下方修正、今月に入って2回目の予想引き下げを明らかにした。 OECDが29日発表した世界経済見通しによると、イタリア経済の2013年はマイナス1.8%成長となり、14年にプラス0.4%に回復する見込み。2日には13年をマイナス1.5%、14年をプラス0.5%と、昨年11月時点の予想から下方修正していた。 OECDは29日のリポートで、イタリアのリセッションは 財政引き締め 抑制的な環境 が経済活動の重しとなり、13年いっぱい続くと分析している。 また、雇用と労働時間の縮小は続き、家計と消費支出を今後も圧迫すると予想した。 イタリア経済は11年10-12月(第4四半期)にリセッション入りした。 緊縮財政が景気の落ち込みを深め、失業率はほぼ20年ぶり高水準にある。 なお、雇用者数は13、14年にかけて減少が続く公算が大きく、家計貯蓄率はここ数年で大きく低下していることから、消費需要の伸びはあまり期待できないともOECDは分析した。 13年の家計支出は2.2%減と予想し、月初予測の2%減から引き下げた。 失業率は今年が11.9%、来年が12.5%と予想されている。 ひとこと イタリアの総選挙で政権の首班指名が与野党拮抗し経済対策が遅れてしまった影響が出たのだろう。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 人気ブログランキングへ PR |
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