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# 証拠金倍率に上限を設定する規制策
2009/05/30 17:45
金融庁の発表(29日)

 外国為替証拠金取引(FX取引)の

    証拠金倍率に上限を設定する規制策

を発表した。
 
 金融市場への影響を考慮し、2010年夏に50倍、11年夏をめどに25倍と段階的に強化する方針とのこと。

 これに伴う金融商品取引法に関する内閣府令の一部改正案を公表し、来月29日までに意見を募り、今夏にも公布する。

 FX取引では少ない手元資金に証拠金倍率(レバレッジ比率)をかけて、多額の取引ができる。

 景気後退に伴い政策的に市場への資金提供を拡大したことにより、内外の金利差が縮小し、店頭取引・取引所取引ともに高レバレッジ化が進展していると指摘したうえで、過当投機や顧客保護のほか、顧客の損失が証拠金を上回ることで業者の財務の健全性に影響を与えるリスク管理の観点からも問題があるとしている。

 証券取引等監視委員会は4月24日に取りまとめた建議で、FX取引について高レバレッジ商品は、わずかな為替変動でも保証金不足が生じ、顧客に不測の損害を与えるばかりか、業者の財務体質を悪化させる恐れがあるとし、金融庁に対して為替変動を勘案した水準の保証金の預託を義務付けるよう要請していた。
  
 ただ、相対取引である
外国為替証拠金取引に対する規制を行うのであれば税制面の改正も同時に行うべきであり、くりっく365との差は余りにも大きい感じだ。
   

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