ＵＢＳ（スイス　銀行大手）の発表（４日）

　2008年４－６月（第２四半期）の業績が収支とんとんか、それを若干下回る水準になったと発表した。
　約30億スイス・フラン（約3120億円）の税控除が純損益を下支えしたもよう。この日の発表によると、第２四半期の資産運用部門の資金動向は純流出だった。流出は４月に顕著で過去３四半期で254億スイス・フランの純損失を出したという。
　この日の発表によると、第２四半期の資産運用部門の資金動向は純流出となった。　

　シティグループのアナリストは今週、ＵＢＳについて45億6000万スイス・フランの赤字と70億スイス・フランの評価損を予想していた。

　マルセル・ローナー最高経営責任者（ＣＥＯ）は人員削減や投資銀行部門の一部事業撤退で収益改善を図るとともに、富裕層顧客の流出に歯止めをかけようとしている。

　　　

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