米証券取引委員会（ＳＥＣ）によると、米国の政府の管理下にあるファニーメイ（連邦住宅抵当金庫）は１－３月（第１四半期）決算で純損益が65億ドルの赤字となり、財務省に85億ドルの支援を要請する。　
　１－３月期の84億ドルの債務超過を解消するために支援を要請するもので前年同期の決算は115億ドルの赤字だった。→ranking
　
　第１四半期の赤字は米財務省への22億ドルの配当金支払いも影響した。
　また、住宅価格の下落も赤字要因で、貸倒損失と不良債権の経費が合計110億ドルに達した。　　　
　
　なお、同様に支援を受けていたフレディマック（連邦住宅貸付抵当公社）の１－３月決算の損益は６億7600万ドルの黒字で、同社は追加支援を要請しなかった。→ranking
　
　

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