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# 成長は徐々に鈍化し、ゼロ成長に近づく
2008/08/27 05:33
 フィッシャー総裁(ダラス連銀 米)の発言(26日)
   ダウジョーンズ通信が25日のインタビューを基に伝えた

 米経済は7-12月に失速する可能性があるとの見方を示した。
 また、同総裁は金融市場への圧力が続くとの見通しも示した。

 フィッシャー総裁は、成長は徐々に鈍化し、ゼロ成長に近づくだろうと語った。また、景気の弱さの原因は、金融市場の甚大な圧力と指摘した。

 なお、今月5日の米FOMCでフィッシャー総裁は、据え置きに反対票を投じ利上げを主張した。
   

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# NATOがロシアとの関係をNATOが凍結しても恐れず
2008/08/26 05:22
(インタファクス通信 25日)

 メドベージェフ大統領(ロシア)が北大西洋条約機構(NATO)のロゴジン大使との会談で

    NATOがロシアとの協力を凍結

したとしても、恐れることはない。

 われわれはNATOとの全面的な関係停止を含むあらゆる決定を下す用意がある

との発言があったことを報じた。
       

 グルジア紛争のあと、NATOはロシアに協力停止を警告したが、これに対してロシアは軍事協力停止を通告するなどの対立が深刻化しており、欧州に対するエネルギーの供給が政治的な動きに左右され、供給削減や停止などが起きれば、欧州経済特にドイツやイタリア経済にとっては影響が大きく、国際市場から不足分の確保をする動きが強まれば不況時の物価高騰にもなりかねない。

  当然、ロシアとしても原油の販売先確保の動きが強まり、中ロが接近し、天然ガスのOPEC版が出来るかもしれない。
  

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# 住宅公社に関して発言拒否
2008/08/20 05:53
 ポールソン財務長官の発言(19日)

   フォーリン・アフェアーズ誌主催の電話会議

(発言概要)
 中国は正しい方向に向かっている。中国の政策は不十分だとの声が多いが、人民元の上昇ペースが加速していることは認識されている。進展していないとの声はまったく聞かれない。
 中国が通貨人民元の一段の上昇を容認する必要があると指摘し、そうすれば中国国内のインフレ圧力を緩和させ、貿易制裁を回避するために米国議会の不満を弱めることができるとの見方を示した。

 ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)に関する質問に対してはコメントを拒否した。
 外国の投資家と中央銀行は金融市場安定化に向けた米国の政策を支持しているとだけ述べた。
   

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# 景気回復と金融安定の前に「利上げ必要」かも (米国)
2008/08/20 05:41
 ラッカー総裁(リッチモンド連銀)の発言(19 日)
    ブルームバーグテレビジョンとのインタビュー

 インフレを抑制するには、経済成長と金融市場の正常化の前に利上げが必要になることもあり得ると述べた。

 現在の金融緩和政策を時宜を得たやり方で解除することが大切であり

      経済の脆弱性

がすべて過去のものとなったと確かめるのを待たず、そして金融市場が

      望ましい落ち着きを取り戻した

と完全に確信するのを待たずに、金融緩和を解除する必要があるかもしれないと述べた。  
  

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# 個人金融資産をめぐる現状
2008/08/17 10:50
 茂木敏充金融相は17日午前、フジテレビの番組

    報道2001

に出演し、自民党の麻生太郎幹事長が提案している個人が株式投資から得た配当金を300万円まで非課税とする制度について

    大きな方向としては正しい

と思っている。
 小口の方が投資に向かっていくようなインセンティブが必要で、麻生幹事長の考えも一つのアイデアだと述べ、前向きに検討したい考えを示した。

 日本人の個人金融資産をめぐる現状について

    約1500兆円

と言われているが、現金預金が半分以上で投資には1割もいかないと述べ、株式投資に誘導していく政策の必要性を強調した。

 

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# 年後半は米国の経済がかなり弱まる
2008/08/16 10:54
 ロックハート総裁(アトランタ地区連銀 米)の発言(15日)

 景気見通しが悪化しインフレ圧力が低下していることから

     政策金利を据え置く

ことが望ましいとの認識を示した。  
 ただ。状況が許せば利下げも排除しないとした上で

     合理的な政策論議

はインフレ抑制のための利上げよりも、据え置きを中心とすべきだと述べた。

 成長の下振れリスクとインフレの上振れリスクについて不透明性が非常に高い中で、現在の状況は適度にバランスが取れているとみている。

 下半期は成長は弱まるものの、インフレは低下すると予想しているため、政策は据え置きが望ましいと述べた。

 原油など商品価格の下落は短期的に

     インフレ圧力を一部緩和

するとの見方を示し、下半期から09年にかけてインフレ圧力が幾分緩和されると見込んでいる。
 原油をはじめとする商品価格の大幅な下落が寄与すると話した。

 一方、08年下半期から09年にかけてに米国の経済が

     かなり弱まること

を懸念しており、かなり長期にわたり潜在成長率を下回る可能性があると指摘した。

 弱い経済について、引き続き懸念しており、下向きのリスクが若干あるのこと。  

 ただ、コアインフレの上昇には一定の懸念を抱いており、14日労働省が発表した7月の米消費者物価指数(CPI)はコア指数が

     前月比+0.3%(前年比+2.5%)

の伸びとなった。  
 これについて総裁は、加速しているとは言わないが

     じりじりと上昇している

という状況で懸念材料だと述べ、ほかの連邦準備理事会(FRB)関係者も懸念しているとの認識を示した。
   

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# クレジット市場の問題が継続
2008/08/16 10:53
 バンズ総裁(シカゴ地区連銀 米)の講演(15日)

 金融市場の混乱により、フェデラルファンド(FF)金利を引き下げても、従来の場合ほど

     家計・企業向けクレジット

はクレジット市場の問題が継続しているため拡大しなかった。
 現行の米国の金利は特に

     刺激的な水準にあるとはいえない

との考えを示した。
 FRBは、経済成長減速やインフレ高進のリスクに加え、金融市場の問題と3方向で政策的課題を抱えている。

 景気対策効果が薄れるなか、特に成長リスクが6月以降増大したと指摘した。

 2008年後半は経済成長が極端に弱まる公算が大きいが、年初予想に比べると深刻な減速に陥るリスクは低くなっているようだとの見解を述べた。

 米国の経済は2010年まで潜在成長近辺に戻らない恐れがあると指摘した。

 一方、インフレについては、総合ベースで2010年までに2%に向けて低下し得るが、それでもインフレリスクは引き続き高い状態が続いており、懸念が残る。  
 また、金融市場が引き続きかなりの緊張下にあることに触れ、

      金融市場の継続的な問題

は引き続きかなりの流動性と、信用に値する企業や家計の資金調達を確実にすることの必要性を示していると指摘した。
  

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