ポールソン財務長官の発言（8日）

　　　　　CNBCとのインタビュー


（発言概要）

　改めて保護主義政策に警戒を表明しつつ、

　　　　　強いドルは国益

と発言した影響は、米ドル急伸直後のことであり、米ドル買い戻しを加速させた要因とは今のところなっていない。

　11 月7日開催の米国の中間選挙を受け
　　　　　07年1月3日
から始動する米国議会の上下院では、貿易保護主義寄りの民主党が多数派を占めることから、同議会を意識し米ドル安を歓迎すると思われていた。

　ウォールストリート・ジャーナル（WSJ　1日付）紙も、ポールソン氏が緩やかな米ドル安を支持すると報じており、米ドル安誘導説を強めていた。
　

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