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2011/11/10 05:14
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20カ国・地域(G20)の中央銀行や監督当局で構成する 金融安定化理事会(FSB)の新議長 に就任したカナダ銀行(中央銀行)の カーニー総裁 は、8日、訪問先のロンドンで講演し、欧州中央銀行(ECB)による 資金供給オペ が域内大手銀行の突然の破綻を阻止するだろうと述べた。 ECBの果敢な行動と、欧州の銀行が保有する 4兆ユーロ相当の抵当権がない担保 を合わせれば、欧州版リーマン崩壊の発生を確実に阻止できるだろうと述べた。 しかしながら、危機回避措置だけでは、回復促進には必ずしも十分とは言い切れないと続けた。 民間銀行のオペレーションに必要な 流動性を支援 する上で中央銀行は最良の立場にいると評価した。 欧州の債務危機沈静化に向けた政府の行動についてはほとんど言及しなかった。 また、世界の景気回復は欧州銀行がどれだけ債務を削減するかにある程度左右されるとし、アジアの監督当局が準備通貨を新たな流動性供給源として利用することも可能だとの見解を示した。 PR |
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