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2008/08/05 05:45
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ポールソン財務長官の寄稿文 フォーリン・アフェアーズ(9・10月号 外交専門誌)に 人民元が上昇 すれば原油高が中国経済に与える悪影響を緩和できるとして、中国に人民元の上昇を容認するよう求めた。 短期的には安定したインフレなき成長を確保し、長期的には持続可能な成長を遂げるため、中国には為替レートなど柔軟な価格体制が必要であるとのこと。 一方、中国がこれまでに人民元の上昇ペースを 大幅に加速させてきた とも指摘し、人民元が上昇し、中国為替レートの柔軟性が向上すれば、世界的な原油および商品価格の高騰が中国経済に与える悪影響を軽減できるだけでなく、中国金融当局は安定成長に向けたより効果的な手段を得ることになると記述している。 人民元の上昇に向けた中国の努力を歓迎する意向を表明した上で、米中戦略経済対話(SED)がこうした改善に貢献したとの見解を示した。 人民元上昇の70%はSED開始後に起こっており、半分は過去1年間だけで実現していると指摘した。 中国が一段の上昇を容認すべきなのは明白だが、これまでの進展は戦略対話がどのように成果を生み出しているかを示す一例だとの考えを明らかにしている。 PR |
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