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# ガイトナー総裁(NY連銀)の講演
2007/01/12 04:56
 ガイトナー総裁(NY連銀)の講演(11日)

   場  所   ニューヨーク市内

(発言概要)

 海外中央銀行による大規模なドル資産買いについて、米国の金利を低く抑制している。
 ただ、米ドルの積み上げの動きは一時的であり、資金の流れや金利、資産価格への影響は重大であることから投資や消費行動を変え、長期的な成長見通しに害を及ぼす恐れがあるとの見方を示した。

 米国の金融政策や経済については言及しなかった。
 
 海外当局のドル準備積み上げについて、米国の財政・貿易赤字が金利に与える影響を覆い隠していると指摘した。

 財政赤字の削減を求め、新たな減税や支出にはほかの支出抑制などで相殺する財政規律の復活を支持した。

 米国の経常赤字が国内総生産(GDP)の7%と前例のない水準に膨らんでいることからも財政赤字の縮小が特に重要であると述べた。

  
 売国の財政収支が赤字に転落した02年以降、10年債利回りは平均 4.38%で推移している。
 財政収支が黒字であったその前の4年間の平均は5.48%だった。

 米財務省の統計によると、海外の公的機関による米国債の保有額は02年以降、2倍以上になっており、06年10月には1兆3200億ドルに達している。
 

 

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