欧州株式市場は反発した。新型インフルエンザの影響からサノフィ・アベンティスなど医薬品株が好調だったほか、一部アナリストが５月の独ＩＦＯ業況指数について前向きな見方を示したことが背景となっている。　

　ただ、ロンドン市場がバンクホリデーで休場だったことから商いは薄かった。

　ＦＴＳＥユーロファースト３００種指数は８５７．７１（＋１．７１ポイント（０．２％））であった。　
　ＤＪユーロＳＴＯＸＸ５０種指数は２４４０．２３（＋６．７１ポイント（０．２８％））であった。　


　ドイツのＩＦＯ経済研究所が発表した５月の独業況指数は

　　　８４．２（予想　８５．０）

と予想を下回った。
　また、現況指数は８２．５（予想　８４．０）となった。

　一方では、期待指数が８５．９と予想の８５．５を上回っており、先行きの景気回復期待は強く出ているようだ。
　　　

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