ロンドン時間帯、外国為替市場では、円がユーロに対して３日続伸した。

　中国の設備過剰抑制計画が景気回復を遅らせることへの懸念から、相対的に安全な通貨とされる円に買いが集まった。

　円は主要16通貨すべてに対して堅調な動きとなっている。

　2009年４－６月（第２四半期）の米国内総生産（ＧＤＰ）改定値でマイナス成長の幅が速報値よりも拡大するとみられているほか、日本の７月の完全失業率が上昇するとの見通しを背景に株式相場が下落している。

　これを受けてリスク回避の資金流出で円買いが優勢となった。
　　　　

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