ニューヨーク外国為替市場では信用市場の損失が拡大するとの見方から高利回り資産の売りが促進され、円とスイス・フランが主要通貨すべてに対して上昇した。
　　

　円は対ユーロで１週間以上ぶりの大幅な上げとなった。

　保険最大手の米アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）が７－９月（第３四半期）決算で赤字を計上するとの見通しに加え、米カンザス州の地方銀行、コロンビアン・バンク・トラストの経営破たんが手がかりとなった。

　また、韓国ウォンは海外の投資家が韓国株の売りを進めたことから米ドルに対しほぼ４年ぶりの安値を付けた。

　　　

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