NY時間帯、外国為替市場では円が対米ドルでほぼ１カ月ぶりの高値に上昇した。

　米国企業の業績悪化懸念から、日本の投資家が海外資産の換金売りに伴い安全資産である円買いを進めるとの観測が高まったための動きが出ている。　　

　英国商工会議所（ＢＣＣ）がイングランド銀行（英中央銀行）に対し景気回復を支援するため

　　　　量的緩和プログラムの拡大

を奨励したことから英国ポンドは対米ドルで４月以来の最長となる４営業日続落となった。

　また、ユーロは独政府が発表した同国の５月の製造業新規受注指数が前月比で上昇したことからポンドや南アフリカ・ランドなどを含む通貨に対して値上がりした。
　
　　　　　

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