NY時間帯、外国為替市場ではポンドが対米ドルで上昇し、ほぼ7カ月ぶりに1ポンド=1.60ドルを上回った。
金融危機が最悪期を脱したとの見方から、ポンド建て資産への需要が強まった。
スウェーデンの中央銀行であるリクスバンクが銀行支援のために減少した外貨準備を増強するため、1000億スウェーデン・クローナを借り入れる計画を発表したことからスウェーデン・クローナは全面安の展開となった。
また、ポンドは1月に23年ぶり安値を付けて以来、19%値を戻した。
ポンドは昨年の大幅安からの調整局面に入っており、上値を試す動きが強まってきている水準で、反転するポジションを探している段階で最終のタイミングかもしれない。
ただ、売り抜けるため一段の上昇も考えられるため注意が必要だろう。
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