米国の債券相場は上昇(利回りは低下）した。

　4月S&P／ケースシラー住宅価格指数が過去最低、さらに、6月消費者信頼感指数が約16年ぶりの悪化を示し買いが広がった。

　しかし、ダウ平均が米利上げ観測の後退からプラス圏へ戻すと、朝方の買いをほぼ打ち消す動きに変化した。

　10年債利回りは 4.143％（前日比▲0.021％）で寄り付き、消費者信頼感指数後に一時4.092％と19日のレンジ下限を下抜けた。
　しかし、2年債入札を控えることもあり、心理的節目を抜けると利食いが入り、さらにダウ平均の反発もあって寄り付き近くの水準へ戻した。
　　　
　　　

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