第一三共は１日、傘下のインド製薬最大手ランバクシー・ラボラトリーズを通じてルーマニアで骨粗しょう症治療薬「エビスタ」の販売を始めたと発表した。

　これまではスロベニアの製薬会社を通じて販売していたが、ランバクシーグループがルーマニア国内に持つ子会社テラピア・ランバクシーの販路を活用することに変更した。　

　テラピアはルーマニア最大の後発医薬品会社で、ランバクシーが2006年に買収した。

　第一三共は今春からランバクシーを通じてインドで高血圧症薬を販売しており、ルーマニアでの骨粗しょう症薬販売はランバクシーとの事業連携の第２弾で、欧州で連携する初めての例になる。
　　　　

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