ダイハツ工業は本社のある大阪府池田市に同日、部品メーカー約430社を集め調達費削減について説明した。

　2011年度末までに部品メーカーと設計段階から協力を進めて品種の数を削減し部品調達費を３割削減する方針を発表した。

　調達コストの圧縮で軽自動車の販売価格も引き下げ、需要を喚起する狙い。　

　海外の仕入れ先も新たに開拓する。

　ハイブリッド車の需要急拡大に対抗するには軽自動車の価格引き下げが必要と強調したもので国内生産ではこれまでほとんどなかった海外メーカーとの直接取引も始めるという。

　新車の設計段階から協力して部品の品種を減らすなどでコストを下げるが、品質の問題をクリアし安定的な供給を受けることが可能かということに注目したい。
　　　　

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