2013/12/07 07:12
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ロイター/ミシガン大学が調査した 12月の米消費者信頼感指数(速報値) は82.5と、11月確報値の75.1から大きく上昇し7月以来の高水準となった。 エコノミスト予想の76.0も上回った。 とりわけ景気見通しが改善し、全体を押し上げた。 調査責任者の リチャード・カーティン氏 は今回の改善はすべて、年収7万5000ドル以下の世帯の見通し改善によるものだったと指摘した。 さらに、ほぼすべての改善が、今後1年の景気見通しや購買環境見通しに集中したと述べた。 景気現況指数は97.9(前月 88.0)に上昇し、予想の90を上回った。 消費者期待指数も72.7(前月 66.8)に上昇し、市場予想の68を上回った。 景気現況指数は7月以来、消費者期待指数は8月以来の高水準となった。 また、向こう1年間のインフレ見通しは3%(前月 2.9%)に上昇した。 5─10年間の見通しは2.8%(前月 2.9%)に低下した。 米国労働省の雇用統計の発表を受け、イートン・バンス・インベストメント・マネジャーズのポートフォリオ・マネジャー エリック・スタイン氏 は米国経済における雇用市場は依然、回復したと言うには程遠い状況にある。 ただ、正しい方向に向かっていることは確かだと指摘した。 今回の雇用統計を受け、12月に緩和縮小開始が検討されることになるだろう。 ただ、それが確実というわけではないとメディアの取材で述べた。 ウインドヘイブン・インベストメント・マネジメントの スティーブン・クッキアロ最高投資責任者(CIO) は、FRBの量的緩和縮小について、今月17─18日のFOMCにも決定される可能性があるとの見解を示したもののFRBは インフレ期待の低下 および議会での財政協議の行方をめぐる不透明感を理由に、緩和縮小の開始を見送る可能性もあると続けた。 バンク・オブ・ニューヨーク(BNY)メロンの首席通貨ストラテジスト マイケル・ウールフォーク氏 は非農業者部門雇用者数は、FRBが12月に緩和縮小に踏み切るにはおそらく不十分だと述べ、われわれは早くて3月との予想を変えていないとの見解を示した。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 PR |
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