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# 様子見ばかりで無責任な日銀の金融政策 円が下落、対ドル154円台まで売られ輸入物価が影響を受けインフレよりスタグフレーションに対応が出来ないまま経済の底が抜ける可能性も
2024/12/17 06:53
 NY時間、外国為替市場では16日、円が下落し、1ドル=154円台に下げ、約3週間ぶりの安値を更新した。
 ブルームバーグ・ドル指数は小幅下落。米経済統計でサービス業の景況が拡大した。
 一方、製造業の低迷悪化が示されており輸出企業の販路が狭まる傾向が出ている。
 カナダ・ドルはフリーランド財務相の内閣ポスト辞任を受けて下げたが、後に値を戻した。
 米ドルは対円で154円台に乗せ、一時は0.5%高の154円48銭を付けた。
 対円での上昇は6営業日連続だ。
 米国で来年の
   利下げペースを減速するリスク
が投資家の間で意識される一方、日本銀行は今週の金融政策決定会合では米国次期トランプ政権の政策でもある米国経済のインフレ抑制に忖度し、日本国民への物価上昇の負担を追わせるかのごとき様子見を決め込んで
   利上げを見送る
との観測が強く、円売り・ドル買いが優勢になっている。
 1週間物リスクリバーサルは123bpのプットオーバーで、13日は107bpだった。 
 
 ブルームバーグ・ドル指数は一時上昇していたが、0.1%未満の下げとなった。
 また、金利スワップ市場は18日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での25bp利下げをほぼ100%織り込んでいる。 
 
   

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