2013/06/23 07:12
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中国当局による自宅軟禁から逃れた山東省出身の盲目の人権保護活動家の 陳光誠氏 が、渡米直後に支援者から贈り物として受け取った モバイル機器 の中に、スパイウエアが取り付けられていたことが明らかになった。 陳氏は昨年4月、軟禁されていた山東省の自宅を脱出し、北京の米国大使館に駆け込んだ。 その後、翌月に妻と2人の子どもと共に渡米している。 しかし、今月16日、中国政府の 執拗な圧力 を受けたニューヨーク大学から、客員研究員を退任するよう迫られたと公表していた。 陳氏が客員研究員を務めるニューヨーク大学の ジェローム・コーエン教授 と、もう1人の事情に詳しい関係筋がロイター通信に明かしたもの。 スパイウエアが入っていたのは、テキサスの宗教・人権団体 「チャイナエイド」 を率いる ボブ・フー氏 の妻ハイディ・ツァイ氏が届けたiPad(アイパッド)とiPhone(アイフォーン)だったという。 ニューヨーク大学の技術者らが調べたところ、スパイウエアが隠されていたとのこと。 このスパイウエアにより陳氏の動きや通信などを監視することが可能だったという。 フー氏はスパイウエアのことは初めて聞いた、陳氏が渡米後に家族と連絡を取りたいと思うのではないかと考えて贈っただけと述べロイターの取材で関与を否定した。 また、この2つ以外にも少なくとも3つの機器に疑わしいソフトウエアが入っていたという。 ひとこと
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