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# 資産評価の調整プロセス
2012/04/24 05:30
 スペインの
   デギンドス経済・競争力相
は、21日にワシントンで記者団に対し、スペイン政府は
   グッドバンク
   バッドバンク
の両方とも設立しない。

 公的資金を利用する余地は少しもない。
 
 われわれが考えているのは
   資産評価の調整プロセス
であり、それがひいては
   資産の売却を促す
だろうと述べ、資金繰りに苦しむ金融機関の不動産資産を切り離すために国が支援する
   バッドバンク
を設立する案を退けた。  

 デギンドス経済相は、金融機関がむしろ
   不動産資産を別の「事業体」
に移すか、不良資産の評価や売却を容易にするために既に
   引き当て済みの資産の証券化
を実施すべきだという考えを示した。
 
 なお、スペイン銀行 (中央銀行)の銀行監督責任者
   ホセ・マリア・ロルダン氏
はロンドンで行われたアナリスト向けのプレゼンテーションで、評価損を計上した段階で金融機関が不良資産を別の事業体に分離する可能性に言及していた。
 
 
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ひとこと

 欧米のユダヤ系金融機関が保有している権益や資産を移す動きはリーマンショック以前から巧妙に仕組まれ行われている。
 こうした動きの一環だろう。
 価値ある資産を価値のない資産として利益を国外に持ちだす手法のひとつだ。
 
 日本の円高も同様の資産の流動性を可能としており、戦後に日本が国内に溜め込んだ資産を低利で海外に流出させやすくした活動の一貫でもあるように見える。 

  

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