豪統計局の発表（1日）

　第2四半期経常収支は

　　　　127.7億豪ドルの赤字
　　　　　　　（市場予想　116.50億豪ドル）

との比較すると赤字幅は拡大した。

　ただ、前期比（改定値）の198.40億豪ドルからは大幅に改善しており、赤字が前四半期より縮小したのは06年第3四半期以来となった。

　今回の結果について

　スワン財務相は、商品相場が高止まりしているなか

　　　　　輸出に対する旺盛な需要

から豪州は恩恵を受けているとのコメントを発表した。

　市場では貿易収支の改善について、内需の減速が鮮明となるなかで資源輸出が景気の下げ止まり要因となれるかに注目が集まっていた。
　今回の結果は鉱物資源の輸出価格上昇が寄与している傾向を示すものとなった。
　　

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