米大統領の
　　　ドナルド・トランプ氏
は９日朝、現行制度では米国が輸入する中国製自動車には2.5％の関税がかかる。
　一方、その逆では25％の関税が課されているとツイッターに投稿した。
　
　これは歴史的な不均衡だと述べたうえ、これが
　　　自由あるいは公平な貿易
とでも言うのだろうかと投稿、「いや、ばかげた貿易だ。こんなことが何年も続いている！」とこき下ろした内容であった。
　
　　
　トランプ氏は中国が米国製自動車に課している関税を批判、貿易構造が米国にとって過度に不利だと劇場型に主張して見せたが、大統領選挙中のロシア問題で切羽詰まった状況になりつつあり、過激な発言や行動で支持を受けようとの目論見が透けて見えている。

　なお、中国製自動車の米国輸入はこれまで小規模にとどまっているものの、増加が続いているのは事実。
　
　　　　

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