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# 米ドル売り・自国通貨買い介入がやりづらくなる可能性
2008/09/07 05:30
 モルガン・スタンレー(米証券大手)によれば、いくつかのアジアの中央銀行は

    ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)
    フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)

関連の証券の購入をやめた可能性があるという。
 各中央銀行が保有米ドル建て資産のうち、米国政府支援機関(GSE)発行の

     エージェンシー債や住宅ローン担保債券

がかなりの部分を占めているが、値下がりが激しくなり、米ドル売り・自国通貨買い介入がやりづらくなる可能性があるためだという。

 米国の景気減速で世界経済の成長が鈍化するなか、投資家が

     新興市場の資産

を取り崩し始めている兆候がある。
  
 日本を除く韓国のウォンやインドネシア・ルピアを中心としたアジア通貨は過去1週間、売り圧力に押され大きく下落しており、各中央銀行は為替介入で自国通貨を買い支えることができるか試されているようだ。

 エージェンシー債を大量に保有している中央銀行は、効果的に為替市場への介入が出来ないような状況となっているようだ。
   

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