2017/12/04 05:51
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韓国の情報機関である 国家情報院(国情院) は先月20日、韓国の国会情報委員会で、北朝鮮の朝鮮労働党副委員長 崔竜海(チェ・リョンヘ) をはじめとする党指導部が 朝鮮人民軍総政治局 の「不純な態度」を問題視し、総政治局の検閲を進めていると報告した。 同委員会幹事の議員が伝えたもので北朝鮮が総政治局の検閲を行うのは20年ぶりという。 国情院は朝鮮人民軍総政治局の 黄炳瑞(ファン・ビョンソ)局長 金元弘(キム・ウォンホン)第1副局長 をはじめ総政治局に所属する将校が処罰を受けたという情報が入っており、注目していると伝えた。 また、国情院は北朝鮮当局が国連安全保障理事会の強力な制裁により否定的影響が出ることを予想し 北朝鮮国民感情の管理 に総力を傾けていると説明した。 北朝鮮の党組織による住民生活の報告体系を用意し、飲酒などに関する集いを禁止した。 一方で、情報統制も強化していると報告した。 ひとこと 北朝鮮軍の反乱を未然に防ぐ意図があるようだ。 親中国派の軍人の粛清が行われる可能性が高く、ロシアのスターリンが権力集中とクーデターによる政権奪取の阻止を目論み、ドイツとの戦火が開く前に赤軍将軍以下将校など幹部の大粛清を行い、軍の指揮系統が崩壊した状況と似ており、切羽詰まった状況にあるようだ。 当然、金正恩の身辺を警護する保衛部の権力が拡大することになり、軍区の権力基盤と野相剋が起きており、権力闘争が激化し内戦状態に陥る可能性が高まっているようだ。 PR |

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