先週末の堅調な6月米国の雇用統計で強まった
リスクオンムード
は、新興国市場で急ブレーキがかかった。
米国市場では沈静化していた米国の金融当局が量的緩和策を縮小させるという懸念が明けのアジア市場で広がったためだ。
投資マネーの巻き戻しが進むとの不安からアジア株が軒並み下落した。
NY市場での株安と円安を享受していた日本株にも、一転して利益確定売りが強まった。
今のところ米金利上昇による日本への影響は日銀の
大量国債買入れ効果
があって限定的となっているが、マネーフローの変化には警戒感も出てきた。
ひとこと
卵が先か鶏が先かの問題だ。市場への資金投入が強制ではなく、投資家が喜んで投入できるような状態まで進むことが必要だ。
市場での資金の回転力が早くなれば利益を生む勢いが強まる。
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