2018/06/18 07:20
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韓国と米国の国防当局が、北朝鮮の 非核化 体制保証 を巡る米朝対話の進行中は米韓合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)を含む三つの合同軍事演習を中止し、対話の中断や北朝鮮の合意不履行の際は演習を再開する方向で検討していることが17日明らかになった。 韓国政府当局者はメディアの取材で米韓軍当局はトランプ大統領が中止に言及した合同演習問題を緊密に協議しているこを明らかにした。 今週中に協議の結果を共同で発表すると続けた。 また、トランプ大統領が 「対話期間中の実施が不適切で挑発的だ」 と言及した演習は、大規模な戦争を想定した「ワーゲーム」だと指摘した上で、全面戦争を想定した大規模な合同演習の中止が決定される可能性が高いと説明した。 朝鮮半島での全面戦争を想定した米合韓同演習はUFG、指揮所演習「キー・リゾルブ」、野外機動訓練「フォールイーグル」の三つある。 ただ、米韓が大規模な演習の中止か延期を発表しても 「スナップバック」の条項が含まれる と述べ、北朝鮮が非核化交渉に誠実に応じない場合や非核化合意を履行しない場合は演習を再開する方針を示唆した。 北朝鮮は三つの米韓合同演習を「北侵戦争騒動」として、中止を求めてきた。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が12日にシンガポールで開かれたトランプ大統領との首脳会談で、「相手を刺激し敵視する軍事行動を中止する英断を下すべきだ」と求めたことも三つの演習を念頭に置いた発言とされた。 キー・リゾルブとフォールイーグルは毎年春に実施されている。 UFGは8月に実施され、昨年は米軍約1万7500人が参加した。 韓国軍関係者は軍事対応態勢を維持するための 部隊単位の演習 は計画通り実施することを明らかにした。 年末には米韓合同空中訓練「ビジラント・エース」が予定されている。 同訓練は両空軍の戦闘準備態勢の点検が目的のため、中止の対象には含まれない。 PR |
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