2013/07/01 18:58
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フィンランドの携帯電話メーカー ノキア は、合弁会社ノキアシーメンスネットワークス(NSN)の独 シーメンス の持ち分50%を 17億ユーロ(約2210億円) で取得することで合意した。 ただ、取得額はアナリスト予想を下回った。 1日発表によると、ノキアはシーメンスに12億ユーロを支払い、残りはシーメンスからの担保付ローンで賄う。 スティーブン・エロップ最高経営責任者(CEO)は電話会議で返済期限は取引完了から1年後。スマートフォン(多機能携帯電話)市場で復活を遂げたいノキアにNSNを統合する計画はなく、パートナーを模索する可能性があると説明した。 ノキアの株価は合意発表後に一時10%急伸した。 合意に基づくNSNの企業価値は34億ユーロと ポヨラ・バンク のアナリスト ハンヌ・ラウハラ氏 が見積もった最低50億ユーロを下回った。 ひとこと 経営者の判断ミスは企業を崖っぷちまで追いやるのは欧米でも同じだ。成功体験ばかりで失敗を恐れないような者が経営者になれば引き時を知らずにのめり込み莫大な負債を抱え込んでしまうのは明らかだ。 奢る平家のごとき経営者の遠声は五月蝿いかぎりだ。季節が変わればいなくなるのは世の常だ。
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