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# 中国の製造業活動指数が低迷
2013/07/01 12:52
中国の製造業活動を示す指数は6月に、拡大ペースが4カ月ぶりの低水準となった。
 銀行間市場の流動性逼迫で企業への与信が減少した。

 
 中国国家統計局 と中国物流購買連合会が1日発表した6月の製造業購買担当者指数(PMI )は
   50.1(5月 50.8)
に低下した。
 
 市場予想と一致した。
 なお、同指数は50を上回ると製造業活動の拡大を示す。
 
 
 シャドーバンキング(影の金融)リスクを封じ込めるため
   李克強首相
が記録的な規模の与信拡大の抑制を図っていることや輸出低迷などによる製造業活動の減速で、1998年のアジア通貨危機以降初めて
   年間の成長率目標
を達成できない中国首相となる可能性が高まっている。
 
 4-6月(第2四半期)は2四半期連続の成長鈍化が見込まれている。
 
 
 
ひとこと
 中国はGDPが日本を抜いたが、製造業における技術力は蓄積しているとはいいがたく、投資が停滞すれば産業力が低下するのは明らかだ。
 
 中国国内経済が低迷した状態を打開できる手立てがなく、国民の不満の捌け口を日本に求める姿勢では、今後も中国が経済的に自立など出来ない。
 
 日本企業も中国市場が巨大でばら色だとの錯覚をいつまでも持ち続けているのは愚かでしかない。
 中国国内の政情不安が高まれば投資した資金や設備は灰燼に帰しかねない。
 
 
 社会インフラが中国内陸部よりも悪いとも言われるミャンマーやラオス、バングラディッシュなども、日本が社会インフラを整備し産業力をつけるように投資し権益を拡大していけば、中国に対する国防上のメリットも出てくるのは明らかだ。
 
 同地域に投資する毛緒で中国包囲網が強化されることも考える必要があるだろう。

 

 

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