スタンダード・チャータード銀行(英国銀行大手）は24日、世界経済の悪化傾向が強まるなか、資本基盤の強化を図るため

　　　　　18億ポンド（約2600億円）相当の増資計画

を発表した。

　発表文によれば、同行は既存株主に対し、保有株91株当たり新株30株を１株390ペンスで割り当てる。
　発行価格は直近終値より48.7％安い水準。

　経済が一段と悪化するシナリオを想定した予防的措置を取った模様であり、同行はアジアとアフリカを営業主体とすることもあり利益の４分の３以上をアジア部門で上げており資金調達難には陥っていない。
　
　　　

[0回]