アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議の特別声明（23日）

　南アメリカのリマ（ペルー）で開幕したＡＰＥＣでは特別声明を発表し、大恐慌以来で最悪の金融危機に対処するために

　　　　　　今後も「異例の措置」を継続

することを確認した。

（特別声明）
　われわれは金融セクターの安定と経済成長押し上げ

　　　　　　投資と消費の促進のため

に迅速で異例の措置をすでに取っていると指摘した。

　われわれは協調的、包括的な形でこうした措置を続け、緊密に協力すると強調した。

　また、世界の景気減速は保護貿易主義を求める声につながる恐れがあるが、保護主義的な措置は経済情勢を一層悪化させるだけであり、自由市場の原則と開かれた貿易・投資体制が世界の成長と雇用拡大、貧困の削減を実現するため、世界貿易機関（ＷＴＯ）の多角的通商交渉（ドーハ・ラウンド）について来月の合意達成を誓約した。

　　　　

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