2012/04/08 08:29
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国連とアラブ連盟の合同特使を務める アナン前国連事務総長 による武力停止や政府と反体制派との対話などを求める シリア和平交渉 が行われた。 国連安全保障理事会において、2日、シリア政府が4月10日までに都市部から軍を撤退させることに合意したと報告した。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 ![]() 人気ブログランキングへ ひとこと ロシアの権益確保を最大化させることが外交目的なのは明らかで、欧米諸国とて全て同じ路線だろう。 ただ、ロシアはリビアやイラクなどにおける政権崩壊で判断時期を誤り、権益の多くを喪失したことから同じ轍は踏まない見込みだ。 ただ、日本は資金を出しているにもかかわらず、権益が確保できていない点が一番問題だ。 戦費を用立てても利益を受けれないなどということは日本外交の欠点だろう。 アサド大統領が合意を守らなかったとしても、アナン氏はロシアと中国に対し シリアに圧力 をかけるよう求め続けるだろうと述べた。 成否の鍵を握るロシアはこの合意を支持し、アサド政権が 停戦への第一歩を踏み出すべき だと主張した。 ただ、依然として外部によるシリアへの軍事介入には断固反対している。 これまで幾度となく約束をたがえてきたアサド大統領が、今度はそれを守ると考える国連の外交官や職員を探すのは困難だ。 複数の外交官らによると、そのロシアがアサド政権に圧力をかける立場に方針を転換しつつあるということが明らかになった。 米国のライス国連大使は3日、記者団に対し 欧米諸国の国連安保理メンバー に漂う懐疑的な雰囲気を代弁した。 ロシアは、シリア政府がデモを収拾できずに 内戦の一歩手前 まで事態を悪化させたことに対して、いら立ちを募らせておりその立場に「大きな変化」があったと外交筋では見ている。 米国の高官も、ロシアがアナン氏の和平案に合意したことは「重要な変化」との見方を示した。 西側の複数の外交官は、ロシアの ラブロフ外相 が何人かの欧州の外相に、アサド大統領は失脚し、後任には同大統領と同じイスラム教少数派の アラウィ派の人物 が就任し、政策を受け継ぐだろうと語っていたと明かしている。 なお、ロシアはシリアが政権交代すれば、イスラム政権が誕生すると考えており、アサド大統領であろうとなかろうと、現政権であることを望んでいると語ったとも言われている。 PR |
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