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# ウクライナ債を買い増し?
2014/02/20 19:42
米大手投資信託運用会社
   フランクリン ・リソーシズ
の主力ファンドは昨年10-12月(第4四半期)にウクライナ債を買い増し、同国債の最大の保有者になった。


 ウクライナでは政府と反政府側の衝突が悪化し、ウクライナ国債の利回りは大きく上昇している。


 米国のテンプルトン・グローバル・ボンド ・ファンドとテンプルトン・グローバル・トータル・リターン ・ファンドは昨年12月31日までにウクライナのドル建て債の保有を額面で
   2億5200万ドル(約260億円)
増やし約38億ドルとした。


 フランクリンの最新の届け出によれば、欧州のファンドと合わせた保有高は約64億ドルと、海外市場のドル建てウクライナ債の3分の1以上に相当する。

 
 ウクライナでは反政府勢力と警官隊の衝突で少なくとも25人が死亡してる。
 

 混乱が内戦に発展する中でウクライナ債は19日、過去最大の売りを浴びた。



 2014年6月償還の10億ドル相当の国債の利回りは同日19ポイント上昇し過去最高の42%となった。

 

 
 フランクリンは昨年7-9月(第3四半期)にもウクライナに14億ドル相当を投資していた。
 
 
 
  
ひとこと
 ボラリティが大きくなっているウクライナだが、内戦の恐れはほぼない。
 
 政治的な闘争は拡大しているが、欧州連合かロシアのどちらかを背景にした政権運営をしなければ経済は破綻する。
 
 ただ、2者選択であり、どちらをとっても変わらないだろう。
 
 
 
  
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