2016/01/23 01:39
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欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は22日、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で、ユーロ圏のインフレ見通しについて懸念していると述べた上で、ECBには多数の手段がある。 ECBの政策委員会にはこれらの手段を駆使して行動する決意と意思、能力があると説明し、同中銀の 物価安定目標 を達成する決意をあらためて表明した。 前日には3月にも景気刺激措置を拡大する可能性を示唆していた。 総裁の言葉は21日の政策委員会で、追加緩和を検討する合意があったことを示唆する。 次回の政策決定は3月10日。 ユーロ圏経済は金融政策と「拡張的ではないまでも概ね中立的な」財政政策、原油安による可処分所得増加に支えられている。 ただ、超低インフレが長期化し景気回復を妨げることを当局者らは懸念していると語った。 消費者物価見通しについては「楽観する理由」がそれほどないと述べ、原油急落が主因だが、新興国・地域の経済成長見通しの下方修正も一因だと続けた。 PR |
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