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2007/11/27 21:14
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米国のシティグループはサブプライム住宅ローン関連で最も巨額な損失を出している。 アブダビ投資庁(ADIA)から26日、75億ドル(約8100億円)相当の出資を受けると発表した。 シティのウィン・ビショフ氏(CEO)は発表文でアブダビからの投資は「シティの資本基盤の強化につながる」と述べた。 シティの住宅ローン関連損失と株価下落は、チャールズ・プリンス前CEOの辞任につながった。同社はこの損失により、10-12月(第4四半期)純利益を50億-70億ドル押し下げられると見積もっている。 シティはADIAにエクイティユニットを売却する。 エクイティユニットは最大で4.9%のシティの普通株に転換され年率11%の利子が付く。 ADIAはアラブ首長国連邦(UAE)を構成するアブダビ首長国の政府系投資ファンドのこと。 アブダビは「シティの経営や企業統治にはかかわらず」、取締役を「指名する権利も持たない」という。 エクイティユニットは2010年以降に、1株当たり31.83 -37.24ドル、最大で2億3560万株のシティ株に転換される。 PR |

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