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# 金融混乱の元凶は外資に融通した低金利政策ではないのだろうか
2009/06/04 19:01
 日本銀行のリポート(4日)

 中国が為替レートを固定相場制度からバスケット取引に変更した2007年夏以降、急速な円高進行の背景として、低金利の円を調達し、海外の高金利通貨で運用する

    円キャリートレード

の急速な巻き戻しの動きがあったとするリポートを公表した。

 日本は09年1-3月の実質成長率が2期連続で2けたのマイナスとなり、金融混乱の震源地である米欧を上回る急激な落ち込みを見せた。

 ただ、バブル崩壊後の金融政策で低金利を維持したことで、安く外資に対する融資のパイプを大きく広げさせたことや一部企業を優遇した外需依存度により景気浮揚策を強めたことから、サブプライムの崩壊により世界景気が悪化し、それに伴うキャリーの巻き戻しで加速した円高の急激な進行から、さらに輸出が大幅に減少し海外に投資した資金を回収することすら困難な状態に陥ってしまった。

   

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