欧州株式相場は、日本の景気後退入りが明らかになったほか、英国景気が予想以上に落ち込む可能性が示されたことから売りが先行して下落した。

　規模拡大を進めてきたスペインのサンタンデール銀と英金融ＨＢＯＳや仏ＢＮＰパリバは下落した。
　建設業界の縮小が景気後退により強まることから関連業種であるドイツのハイデルベルクセメントも大幅安を記録した。

　英小売り大手テスコは、米ＪＰモルガン・チェースに株式投資判断を引き下げられたことが嫌気されこれも売られた。
　　　

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