リビアの最高指導者、カダフィ大佐は24日、国営テレビとの電話インタビューで
　　　　暴力の即時停止を要請
したと述べ、暴動で犠牲者が出たことを遺憾に思うと語った。→ ranking
　同大佐は政府を変えたいのなら、いつでも人民委員会を通じて変えられると述べ、現行の政府体制に言及した。
　さらに、反体制派の要求には独自性がなく、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビン・ラディン容疑者の要求を踏襲したものだと批判した。　　
　
　また、リビア人同士が戦おうとしていることに心を痛めていると述べ、暴動に加わっているのは
　　　麻薬で覚醒させられた未成年者
だけだと断じた。→ ranking
　
　独裁者による政治支配では、周囲が見えておらずルーマニアのチャウシェスク大統領の末期に似ている感じだ。
　私兵を使っての攻撃を行っていることを考えれば、逃げ道はなくなっており、同じ運命をたどるのだろう。
　
　　　

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