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# 対話重視で南米の経済が拡大する可能性が高い
2009/01/07 20:04
 ブッシュ大統領の政策は善悪の二者択一的なものであり、これまで世界を敵と味方とに区別するという単純な思考で進められるというものであったが、対話を重視する姿勢を貫くと予想されるオバマ次期米大統領の申し出をベネズエラが受け入れる準備があるようだ。
 チャベス大統領(ベネズエラ)は、米政権を最も強硬に批判する首脳の1人だが、悪化した関係の改善は、イランやキューバよりも容易である可能性が高いと見られる。

 ただ、チャベス大統領の政策は一貫性がないためオバマ氏は慎重になる必要があるものの間接的で段階的なアプローチで対話を重視すれば、カリスマ的なリーダーが長期にわたって政権基盤を築いている国々との関係正常化のひな型となる可能性が高いと考えられるという。
  

 チャベス大統領に働き掛け、麻薬取り締まりやエネルギー、貧困対策など相互の利益につながる幾つかの分野で協力するというチャンネルを気づく動きが見られる。

 ブラジルなどの近隣諸国に対しては、地域の協調のため、チャベス大統領が誠実に交渉に臨むよう促すことを要請しているという。
  
 交渉術に長けたオバマ次期大統領の動きによっては対話を重視することにより、軍事費を民生事業に転化することが強まり中南米の経済発展を促し地域的な活力の拡大が期待される。
   

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