2010/04/06 06:51
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中国内蒙古自治区の大興安嶺林業管理局では、自治区内にある大興安嶺の森林備蓄量を10年内に 1.3億立方米 に増やすことを計画していることが明らかになった。 世界的な気候変動に対応するため、中国は、2020年までに森林面積を2005年より4000万ヘクタール増やし、森林の備蓄面積を13億立方米増やす計画を打ち出している。 大興安嶺は中国では最も重要な林業拠点のひとつで、林地面積は1067ヘクタール、うち内蒙古に面積は凡そ817万ヘクタールに達しており、地元の水源のかん養や気候の調節では重要な役割を果たしている。 森林管理部門では植樹に力を入れ、1952年から今日までの造林面積は120万ヘクタールまで増加しており、黄砂対策の一助にもなっているようだ。 化学物質を吸着した黄砂の影響は韓国から日本まで影響が拡大し呼吸器疾患の原因とも考えられ、春先等における体調不良の原因の一つともいえるようで、森林拡大によりこうした影響が低下することを期待している。 PR |
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