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# 国内精錬会社にとっては収益の圧迫要因
2010/01/16 07:15
 英豪系資源大手BHPビリトンと国内銅精錬最大手のパンパシフィック・カッパー(PPC)、三菱マテリアルとの2010年の銅鉱石の輸入価格交渉が2年ぶりの引き上げで決着した。
 価格は前年比で2.3%程度上昇することになり、国内精錬会社にとっては収益の圧迫要因となる。

 PPCは日鉱金属と三井金属の合弁会社で日鉱金属の楢﨑裕司氏と三菱マテリアルの松原尚人氏の両広報担当者が15日、それぞれ明らかにしたもの。

 価格は昨年12月に米産銅大手の

  フリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールド
                   (企業情報
と結んだ条件とほぼ同等という。

 銅鉱石の輸入価格は精錬会社の取り分となる加工費を決め、ロンドン金属取引所(LME)の銅地金価格から加工費を引いて算出する。

 10年分の加工費は1トン当たり263ドル(09年分 425ドル)で精錬側の取り分が38%引き下げられた形になる。  

 LMEの銅地金価格(14日)は1トン当たり7490ドルで加工費263ドルを差し引いた7227ドルが銅鉱石の輸入価格となり、前年契約と比べて2.3%上昇することになる。
    

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