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# 原油先物相場は週間ぶりの安値から上げに転じた
2008/07/21 10:36
 NYMEXの原油先物相場は、イランの核開発をめぐる外交関係の緊張の高まりを懸念し、アジア時間週明け21日の時間外取引で6週間ぶりの安値から上げに転じ上昇している。

 米国政府当局は19日、世界4位の産油国イラクについて、国連の経済援助と引き換えにウラン濃縮を一時停止する案に対して2週間以内に回答がなければ、同国の

     さらなる孤立

を招く恐れがあると指摘した。

 また、国立ハリケーンセンター(NHC)が、メキシコに近づいている暴風雨はメキシコ湾到達後にハリケーンへと勢力を強める確率が29%あると発表したことも、原油相場の上昇につながった。

 イランとの対立は、原油市場にとって長期的かつ根本的な障害になっており、神経戦の段階だがイランが最終手段としてホルムズ海峡を封鎖した場合には円売りが加速し急落することも考えられる。

 ただ、この場合に中央銀行が米ドルを売って下落スピードを調整することができる器量があればいいのだが...米国債権の急落を伴う動きとなり、原油暴騰を伴う動きは神経質だろう。
    

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