ＮＹＭＥＸの原油先物相場は時間外取引で下落した。

　米北東部の暖冬によりヒーティングオイル（暖房油）の需要が減少するとの観測が広がっている流れが続いており、ロシアガスブロムとベラルーシとの間の価格協議も合意した影響が強そうだ。

　米国気象庁（ＮＷＳ）は先週、今月３日から７日にかけて北米の多くの地域で気温が平年を上回るとの見通しを示した。

　また、米エネルギー省が先月28日に発表した週間在庫統計によると、同月22日までの週の同国の原油とヒーティングオイルの在庫は過去５年平均を上回った。

　　前週末比55セント（0.9％）安の１バレル＝60.50ドル
　

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