2009/08/22 05:13
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原油タンカー運航大手、デンマークのAPモラー・マースクは21日、需要縮小で原油運搬レートが過去最低水準に落ち込んでいると明らかにした。 原油価格の上昇が見られるものの、世界の原油供給の40%を担う石油輸出国機構(OPEC)の産油量は前年に比べ13%減少しており、運搬する原油が減少したため、タンカーレートは過去最低となっている。 過去1年で世界全体のタンカーの輸送能力は8%増加した一方で、燃油コストは今年に入ってから2倍強に高騰した。 バルチック取引所のデータによると、指標となる中東-日本間の超大型原油タンカー料金から燃料代を差し引いたリターンは、6月に1日当たりマイナス 1642ドルだった。 超大型タンカーは現在、1日当たり6374ドルの収入を上げているものの、ドルリー・シッピング・コンサルタンツ(ロンドン)のデータによれば、給与や保険、補修、エンジン潤滑油、そのほかの運用コストを支払うためには1日あたり1万2270ドルが必要となり、船主の負担は大きい状態が続いている。 PR |
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