丸紅が６日発表した2011年３月期通期決算（米会計基準）によると、純利益は
　　　前期比＋43％
と増加だった。
　銅や石炭価格の上昇に伴い金属部門が大きく伸びたほか、前年度にダイエー株の減損処理をした反動で食料部門の収益も拡大した。→ranking

　 同純利益は1365億円（従来予想　1350億円）だった。
　
　一方、東日本大震災の影響に伴い40億円の損失を計上した。
　12年３月期の純利益は
　　　1700億円（前期比＋25％）
と、08年３月期の1473億円を上回り過去最高益を見込む。
　新興国の景気拡大の継続や、先進国の景気回復に伴い、商品市況が強含んで推移するとみている。
　
　前期決算の純利益に占める資源・エネルギー関連の比率は41％という。→ranking
　
　　　　

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